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私たちの人生に問題が発生するしくみ
子どもは、生まれてから、5才ぐらいまでの幼少の時期に、「私」という感覚が育まれます。
言語能力を獲得する前から、子どもは親から、無自覚にどういう人であるべきかを、意識の最も深いところに取り入れています。
もし親が、親自身の生い立ちの過程で、傷つけられた感情の歴史を癒していないと、
その問題がそのまま子どもに引き継がれ、子どもは、その問題を「自分」であると感じるようになります。
例えると、そのような問題を自分の人生に引き寄せて、無意識に安心するようなことになるのです。
子どもが成長し、大人になり、他人からはそれがどんなにひどい問題に見えても、本人は無意識のうちに、問題を引き寄せ続けます。
また、他にもいくつかの要因が絡み合って、人生に問題として現れるようになります。
そして、今この現在においても、私たちはまるで過去に生きているかように、そこにとどまってしまいますが、
それは何故なのか知ることができません。
人として、私たちは人生の問題に苦しみ続けることができます。
例えば、うつ、自分や他人への暴力、虐待、自殺願望、無気力、引きこもり、アルコールやドラッグといったものへの依存、性の問題、人間関係、不登校、万引き、過食、拒食・・・まだまだ、様々な苦しみがあります。
最終的に、もし私たちが意識的になり、自分を癒すことに目覚めたなら、
私たちは目の前のベールとして立ちはだかる、生い立ちの歴史の先にある、今この時を生きる人生へと、導く道を見つけることでしょう。
私たちは、先代から受け継がれている過去の負の連鎖に対して、責任を持ちます。
自分の感じていることに対して、正直であること。
そして現在に在ること。
考えや感情の条件反射的な反応から自由であることを、意識的に選択することで、
私たちはこの瞬間を、その自然なままの、その美しさの中で、味わうことができるようになるのです。